Trans Princessトランプ政権誕生と、「大草原の小さな家」へ帰る道…☆

トランプ政権誕生と、「大草原の小さな家」へ帰る道…☆

2017–01–22 (Sun) 22:57
トランプ大統領の演説を聞きながら、
彼の最大の支持者である「Poor White=恵まれない白人」たちは、
何を思った事でしょう。
特にこの、演説の終りの方の部分…


And whether a child is born in the urban sprawl of Detroit or the windswept plains of Nebraska, they look up at the same night sky, they fill their heart with the same dreams, and they are infused with the breath of life by the same almighty Creator.
「無計画な開発で荒廃したデトロイトの子供も、風が吹き荒ぶネブラスカの子供も、同じ夜空を見上げながら、同じ夢で胸を膨らませ、同じ全能の創造主から命の息吹を吹き込まれているのです。」

この辺りは、彼らにとって涙ぐむようなスピーチだと思いますよ。
アメリカは一つ…みんな一つの家族なのだと。
デトロイトは荒廃した都市の象徴ですし、ネブラスカは荒廃した地方の象徴です。それぞれ遠く離れた場所で、同じ夜空の下で同じ夢を見る子供たちを優しく見守る創造主…彼らにとってのアメリカは、そういう土地だった筈ですから。



アメリカは間違えた道を歩んでしまったのだ。
出来る事なら、もう一度やり直したい。
もう一度、あの頃から…


それはきっと「この頃」じゃないかな、と思います。



「Little House on the Prairie」。
「大草原の小さな家」」のタイトルで、日本でもお馴染みです☆
西部開拓時代を舞台にしたインガルス一家のお話は、
まさにご先祖様から続くアメリカ白人の原点なのです。
「頑張れば、いつかきっと報われる」とね。

この事は2016年4月10日の記事
米国は野望を捨て、「大草原の小さな家」まで戻れるか?…☆

などでもお話させて頂いているのですが、
やはりわたしは、最終的にはここまで戻るのではないかと思っています。
勿論実際に今のインフラを捨てて、開拓時代に戻る訳ではありません…☆
額に汗を流し、夢と希望を持って働き、学ぼうという事です。


ただ、問題はそう簡単にはいきません。
米国は白人の為だけにあるのではありません。

わたしがはじめて「Little House on the Prairie」を原文で読んだのは中学1年生の夏。
当時わたしは父の仕事で米国に住んでいて、
「米国の人たちの心の根底を知るのに良い1冊」と言われて読んだのです。

まあ…わたしって「ひねくれ者」ですから☆
ストーリー本体より、ローラのお母さんの先住民族嫌いが、どうも鼻についてしまいました。
(作者のローラは、誠実に当時をモチーフに描写していたのでしょうが)
「米国って難しいなあ…スイスやドイツもそうだけど…ロシアは少し違うかな?」
子供は子供なりに、色々考えていた訳で…今も子供みたいなものですけど☆


皮肉な事に、このテレビドラマを愛したのが、放映当時大統領だったレーガンです。
「大好きで毎週見ている」このドラマとは裏腹に、
この頃から、言わば封印されていた新自由主義者たちを解き放ち、
その結果、今の米国の惨状を招いたのですが…☆

大草原の小さな家へ帰ろうとした事は、過去にもあったのです。
例えば1929年のニューヨーク市場大暴落から始まった大恐慌の時代。
最終的にはニューディール政策でこの危機を乗り切るのですが、
この時ニューヨークの株屋連中を、マンハッタン島の南外れのウォール街に押し込め、
二度と悪さが出来ないように封印したのです。

しかし、50年代の黄金時代の後、米国は腐敗し、堕落していきました。
それを何とか止め、建国の理念に戻そうとしたのは、
JFK…と言うよりも、実際にはその弟のロバート・ケネディだったようです。
しかし、既得権益者の陰謀の前に、ロバートは大統領になる前に暗殺されました。

やがて70年代に入り、日本と西ドイツに猛烈に追い上げられた米国は窮地に立ちます。
そこでやったのは、ドル切り下げと、金との兌換を停止した所謂ニクソン・ショック。
それでも経済は疲弊し、ネトナムでは大敗北を喫し、どん底の状態です。
そこで「再び強いアメリカへ戻ろう」と叫んで登場したレーガン政権ですが、
前述のように実際には、解いてはいけない封印を解いた訳です。
当時の米国の伝統的な銀行は既に疲弊しており、
代わって台頭してきたのが、今に続くユダヤ系の金融機関です。

しかしユダヤ系金融機関にとっては、いつまでも米国にいる訳ではありません。
そんな米国の再生に協力するよりも、中国など海外に投資した方が、
ずっと大きな利益が得られます。
ですから、米国の産業再生に力を貸すような事をする必要はなかったのです…

絶対に取られてはいけない通貨発行権と金融を言わば「外国勢」に押さえられてしまい、
どうにもならなくなった米国は産業再生を諦め(ここが運命の分かれ道でした)、
「こうなったもう、借金をして食べていこう…」と、腹をくくる訳です。
大量に国債を発行し、外国から物品を輸入し、それを米ドルで払います。
この払った米ドルを、輸出国からゴールドマンやソロモンなどの投資銀行に再投資させて、
米ドルを国内に還流させて、ここまで食いつないできた訳です…☆

しかしそれもついに、このあたりで運の尽き…☆
迷い込んだ沢の上流で、断崖絶壁を前に、ついにギブアップです。
「今度こそ、大草原の小さな家まで帰って、やり直すんだ!」
今回の選挙での投票行動は、そういう事ではないかと思います。


しかし、大草原の小さな家でも問題はある訳です。
例えば、人種や宗教が違う人々が同居する米国で、うまくやっていけるか…?
でもこれはね、時間はかかるけれど、解決していくと思いますよ。
「同じアメリカに住む人間なのだ」という意識は、
白人でも黒人でもアジア人でも先住民でも、強くなってきていますしね。


むしろ問題はもう一つの方です…☆
「何が大草原の小さな家だ! けっ☆」
「冗談じゃない、やはり強いもの勝ちがいいんだ☆」
「金を儲けて何が悪い、儲けられない奴が悪い」
という人たちが、米国にもまだまだ沢山いますからね。

こういう人に限って人を騙すのは上手ですから、
ネガティブキャンペーンを張って、著名人を出席させたりね。
この著名人も、事情をよく分かっている人間は呼ばないです…呼んだら大変ですから☆
事情がよく分からない人や、最初から自分たちの仲間の人物を使います。

さあ、無事に大草原の小さな家へ帰る事が出来るか…
レーガンと同じ轍を踏むのか、それとも…
そんな観点からこれからの米国事情を見るのも、興味深いかと思います。



こちらはドラマのオープニングと、ラストシーンのセットですね。
ご年配の方には、とても懐かしいシーンなのではないでしょうか?
ご年配層にも心配りが行き届く、このブログです…☆



米国はまだ歴史がそう長くは無いけれど、
こうして帰る場所があるのですから、まだ恵まれていますよね…



日本…?
日本にだって、帰る場所はちゃんとありますよ。
それも、そんなに何百年も遡らなくても、もっと近くにありますよ…

わたしにはわたしなりに、「この辺りかな?」というものがあるのですが、
それはまた、別の機会に…☆




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