Trans Princess夢と欲 夜汽車の旅のめぐる想い…☆

夢と欲 夜汽車の旅のめぐる想い…☆

2015–10–11 (Sun) 15:31
時事や三文劇場のお話は、またあとで書きます。
今回は、夜汽車のお話です。
ご興味の無い方はすっ飛ばして、次の更新をお待ち下さい…☆

日本ではいよいよ、所謂従来型の夜汽車が全廃される日が迫ってきました。
何故こんな事になるのか…わたしは甚だ、疑問に思います。
代わりにあるのは、貧弱な自動車道路を走る、これまた貧弱な装備の夜行バスです。
いえ、夜行バスも、接客設備は少し豪華なものもあるのですよ。
貧弱なのは、安全面での装備です…デッドマン装置一つありません。
運転手が一つ操作を誤れば、それっきり二度とおうちに帰れない可能性すらあります。

欧州では、自動車道路は日本とは比べ物にならないほど立派ですが、
夜間移動する旅行客の為に、夜汽車が多数運行されています。
最近合理主義に走るフランスでは、殆どが寝台専用列車に代わってしまいましたが、
オランダ・ドイツ・スイス・イタリア以東では二等の座席車なども連結して、
お安い移動手段として、また、比較的短距離の輸送手段として、活躍しています。
完全にすねかじりをしていましたので…
わたしも随分と甘えて、中学から高校時代から寝台列車に乗って、旅をしました。
簡易寝台の時もあったけれど、一等寝台も随分乗りました。
今は両親とは完全に「別会計」になっておりますので、
研修生の給料では簡易寝台がいいところ、けちるなら2等座席車でいいや、ですが…☆


沿線各都市を線で結ぶ鉄道輸送は、停車駅ごとに往還のニーズに応える合理的な乗り物ですが、
日本のJRは、これを昔から廃止したくて仕方が無かったようです。
理由は、手間がかかる割に、新幹線の様には儲からないかです。
そもそも「儲け」だけで、こうした社会的インフラ産業を経営する事自体わたしは疑問なのですが、
この国はそうやって理由をつけて、様々なものを切り捨てて、今に至っているのかもしれません。

従来型の夜汽車に代わって、JR九州では超豪華な寝台列車が登場し大人気を博してします。
この人気を見てJR他社も追随、これから超豪華な寝台列車が走り始めるようです。
でもそれは、本当に「夜汽車」なのでしょうか…

千葉県にいすみ鉄道と言う小さなローカル線を運行する会社があります。
JRならとっくに廃止になっている線ですが、様々な企業努力で黒字経営を行っています。
そのいすみ鉄道の社長、鳥塚亮さんのブログをわたしも愛読させて頂いているのですが、
その中から、2014年7月16日の、こちらの記事をご紹介させて頂きます。

思い出の房総夏ダイヤ

40年位前は列車で房総へ海水浴へ行くのが、東京の人たちの夏の楽しみの一つだったのですね。
今では飛行機で与論島でもハワイでもセイシェルでも、その気になれば行ける時代です。
そんな中、夜汽車に関する記述が出てきます。


『今、鉄道会社はお客さんに「夢」を売ることを辞めてしまう傾向にあります。2泊3日で何十万円もする豪華列車は「夢」ではありません。これは「欲」なんです。何十万円の列車が予約が取れないということは、物質に対する欲望を追求してきた人たちが殺到しているだけなんです。』

…結構思い切った事を書いていらっしゃいますね。
わたしもその通りだと感じるのです。
JR九州や水戸岡氏の悪口を言う訳ではありません。
でも、彼らが売っているのは「欲望を満たす商品」なのは確かでしょう。
夢を売る商品ではありません…
夢はもっと誰でもそこそこの値段で切符が買えて、定期列車で思い立った時に旅立てて、
気まぐれで途中下車して、新たな夢へのスタートをいつでも切る事も出来る物だと思います。

もう少し引用させて頂きます。

『どういう人たちかといえば、この国にバブルを引き起こした団塊の世代以上の人たち。その団塊の世代以上の人たちが旅行需要を支えている時代はいつまでも続きません。欲を煽る、欲望を追求するような商品を企画し提供していることは、私はあまり自慢できることではないと思いますが、いかがでしょうか。それとも、お金がない会社の社長の負け惜しみと言われるでしょうか。』

このブログ、実は団塊の世代以上の方も読んで下さっている方もいらっしゃいます。
その方たちは、上記のようなご老人とは無縁の方々であるのは、重々承知しております☆
それどころか、国民年金だけの方は食べるのもやっとです。
家賃の安い宮城の田舎で、庭先で野菜を育てているような場合は、それでもやっていけますが…
ただ、やはり幾つになっても「欲望」を追い求め続ける方は多いようです。

…長くて後10年ですね、そういう商売も。
年金破たんが明るみに出れば、それより早く終焉を迎えるでしょう。
なんでも先送りにしてきた政治家、役人、財界人。
既得権は放さない、その為ならば他者が犠牲なってもいいと思う国民。
「自分がこれからも安定して年金をもらうためには、自衛隊員に戦争に行って貰おう」
そう考えている人も、決して少なくないのかもしれません。
これは、厳しいですね…☆


少々お話が違う方向へ行ってしまいましたが…☆
それでは、どうしたらよいのでしょう。
鳥塚社長はこう書いておられます。

『私は、自分がそうだったように、鉄道の対する夢は小さいころから育てていかなければならないと思います。
鉄道会社はマニアを嫌って、マニアに来てほしくないような態度をあからさまにすることがありますが、自分たちの会社のファンの方々を、お財布の中身を狙うことばかりじゃなくて、もう少し大事にして育てていく努力をするべきなんじゃないかなあと思うのです。
鉄道会社は国鉄時代はもっとも商売に向いていない人種の集まりでしたが、その血が受け継がれていないことを願うばかりです。』

やはり、時間をかけてじっくり育てていくしかないですね。
夢も、お客様も、未来も…ね☆
今は小さな子供も、やがて長じて、自分のお金で移動の手段を選ぶようになります。
その時、そうした地道な努力が花開き、満員御礼となる訳です☆

遠からず通勤輸送も新幹線も、稼げる限界がやってきます
その頃には豪華寝台列車も、早くも暗雲が立ち込めているでしょう。
その時が、復活のチャンスかな?…☆


こんな事を書いてきたら、旅に出たくなってしまいました。
今度長いお休みが取れたら、欧州の夜汽車に乗ってこよう…

あ、ついでに両親にも会ってきてやるか、です…(こらこら!)☆



追記

上記でご紹介したいすみ鉄道さま。
なんと11/22(日)から23日(祝)にかけて、夜汽車を運転してくれます☆

【一泊二日】キハで楽しむ 夜行列車のお知らせ【11月22日運行】

yakouressya.jpg


image0032.jpg

わあ…昭和時代の夜行列車そのままって感じですね。
大原-上総中野を2往復して大多喜まで夜通し運行で、夜汽車の旅が味わえます。
夕食と入浴付き、夜は車両撮影会やお買いものタイムなど、深夜1時までイベント盛り沢山。
そして朝…終着大多喜まで付き合ってもいいし、大原で降りて朝の漁港へ行くのも面白そう。
車内は飲食はOK。但し禁煙、愛煙家の方は「お買いものタイム」の時にどうぞ…かな?

しかし残念ながら…すでに満員御礼☆
やはり、こういうものを求めている日本人、沢山いらっしゃるのですよね…
でも、キャンセル待ちは出来るようですよ☆
これまでは年に1回の運行のようですが、
年4回位、春夏秋冬1回づつ走ってくれると、楽しそうですね。


長くとりとめのない記事、お読み頂きありがとうございました☆


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コメント

まぁステキな生地♪
あっ間違った(笑)
記事ですね(^-^)

思い出しました
高校の修学旅行は長野へスキーでした
福岡から寝台列車で
オシャベリしてトランプして向かい合った二段ベットで寝て
楽しかったですネ

豪華なのも魅力的ですが
こういう体験のようなお金で買えないモノの素晴らしさを
少しずつ見直していけるようになったら心がもっと豊かになりそうですね

来週湯布院へ行ってきます(^-^)
列車『湯布院の森号』に乗って
紅葉には少し早いですが、車窓の景色を楽しみながら
女3人オシャベリに花を咲かせステキな思い出作ってきま〜す(^-^)


夜行列車楽しそうですね☆
寝台特急もだんだんと少なくなってきちゃいましたよね。
(まだ、どこか走ってますよね?)
こういう電車の楽しみっていうのもあるのになぁと思います。
寝台特急一度は、
乗ってみたいと思っていたんだけどなぁ。

Re: タイトルなし

> まぁステキな生地♪
> あっ間違った(笑)
> 記事ですね(^-^)
>
> 思い出しました
> 高校の修学旅行は長野へスキーでした
> 福岡から寝台列車で
> オシャベリしてトランプして向かい合った二段ベットで寝て
> 楽しかったですネ
>
> 豪華なのも魅力的ですが
> こういう体験のようなお金で買えないモノの素晴らしさを
> 少しずつ見直していけるようになったら心がもっと豊かになりそうですね
>
> 来週湯布院へ行ってきます(^-^)
> 列車『湯布院の森号』に乗って
> 紅葉には少し早いですが、車窓の景色を楽しみながら
> 女3人オシャベリに花を咲かせステキな思い出作ってきま〜す(^-^)


こんばんは☆

おお、福岡から長野へスキーって、いい修学旅行ですね☆
寝台列車は、独特の味があって素敵な旅が出来るんのですが、
お金儲けに毒されてしまった日本では、一旦消える運命の様です。
なんだかねえ…です。

湯布院の森号は、手軽に乗れていいですね。
それが、ちょっとした夢を提供する、本来のサービスでしょう。
七つ星は、そもそも何十万円も取るようなサービスを提供しているとは思えませんが…
お金を儲けた人だけが味わえる…というコンセプトに立てば、
そういう人たちが好むサービスなのかもしれません…

なにはともあれ、旅はいいですよね。
いってらっしゃいませ…☆



Re: タイトルなし

> 夜行列車楽しそうですね☆
> 寝台特急もだんだんと少なくなってきちゃいましたよね。
> (まだ、どこか走ってますよね?)
> こういう電車の楽しみっていうのもあるのになぁと思います。
> 寝台特急一度は、
> 乗ってみたいと思っていたんだけどなぁ。


こんばんは☆

もう残っている寝台列車もツアーのお客様ばかりで、
本来の「知らない人間同士が一晩を共にする」ような雰囲気はないのです…
わたしが政権を取ったら、全国に復活させます☆(おいおい☆)

飛行機で2時間、ロシアのウラジオストックまで行くと、シベリア鉄道が走っています。
ずっと乗っていくとモスクワまで行けちゃういのですが…
一晩だけ過ごすと、ハバロフスクという街に着きます。
ここで見物の後日本へ帰国すれば、3泊4日で戻れます☆

言葉の問題はあるかもしれませんが、
わたしだって、言葉が分からない国(スペイン語など)へ行っても、
結構楽しくすごせますから…いつかチャレンジしてみてくださいね☆


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