Trans Princess自縄自縛の米国利上げと、「四人の魔女の日」…☆

自縄自縛の米国利上げと、「四人の魔女の日」…☆

2015–12–17 (Thu) 22:31
日経平均大引け、大幅続伸 米利上げ実施で米景気の回復を好感

と、予想通りの利上げ。
なんだかお祭り騒ぎ。 好感だけで財産をくべる人たち…
日経新聞なんて読んでいると、頭がおバカさんになっちゃいますよ…☆

そんな今日の騒動の裏側を、なるべくシンプルに分かりやすく、
お話ししていきたいと思います☆


この所多忙で、なかなか「皆さまにぜひ読んで頂きたい記事」をご紹介できず、
申し訳なく思っております。
この記事もその中の一つです。12月9日のBLOGOSから…

原油安を過小評価する「悪い利上げ」

blogos20151209.jpg

「トリシェECBの二の舞にならなければいいが、イエレンFRB議長が市場期待に応じ、12月のFOMCで利上げを表明した場合、トリシェと同じ轍 を踏む事になるかも知れない。
彼女の場合は任期途中なので、任期終了直前に連続的な利上げを表明した前ECB総裁(トリシェ)よりも大変なかじ取りが待っているだろう。「利上げ後、利下げ」というシナリオだが、十分に可能は残されており、本人も認めている。」

今日やった事がまさにそれです。
明治時代、吹雪の八甲田山で雪中行軍中だった青森第五連隊は、随行していた本部員の誤った導きにより、鳴沢という、一度入り込んでしまったら脱出が非常に厄介な、深い深い沢へと入って行きました…
今の状況はそんな感じではないでしょうか?
再度の利下げが早ければまだ良いのですが、少しでも長引けば莫大なサブプライム破綻に火がつきます。
利上げの沢に深く入れば入るほど、脱出は難しくなり、夥しい犠牲が出るでしょう…

「特に製造業に関連する指標は総じて悪化、ISMが1日に発表した製造業の景況指数は、リセッション以来の低水準に落ち込み、7日発表のFRBLMCI(雇用情勢指数)は大きく落ち込んだ。FRB、というかイエレンFRBは当指標に拘っていたのではなかったか?
原油安は供給過剰のみならず、世界経済の需要の弱さを表しており、米国の長期金利低迷とてそれは同様。 更には利上げ後、中期的には長短金利における逆イールドの可能性あり。ここのところの原油急落は確実視されてきた利上げに対する警告のように思える。」

脇田さんの仰るとおりですね。
原油急落の原因の一つに、この利上げがある事は事実でしょう。


ch22520151217.jpg

本日21時台の相場。
WTIは34.99まで下落、今は買い支えでなんとか35.5前後を行ったり来たりです。
こんな時に利上げをする理由は幾つか考えられ、
その後の展開についても幾つかか考えられますが、
注目したい点は、
①何が何でもドル高にしないと、年末に破産してしまう人たちがいるのではないか
②今回の利上げは、その先の利下げがセットになっているのではないか
という所でしょう。
利上げしなかったら、クリスマス過ぎにはガクンとドルは値を下げたでしょうし…☆
その先の利上げは、米国の中でも皆さん気が付いておられるようです。
下記のワシントンポストの記事をどうぞ。


This will be the biggest question when the Fed starts raising rates
20151216wp.jpg

Whenever the Federal Reserve does start raising rates -- whether on Wednesday, as seems likely, or sometime next year -- the biggest question will be whether the Fed eventually ends up back where it started—at zero.

「FRBは利上げの後、結局利下げをする事になる」
この読みは、正しいと思いますよ。
このあたり、同じ御用ミディアでも、日本よりは米国の方が、少しはまともな事も書きます…☆

In other words, this might be the Fed's only chance of returning to normalcy. Maybe it can get us back to the economic nirvana of good growth, shallow slumps and 2 percent inflation. But maybe not. It is possible that the financial crisis has changed things forever. The Fed might find out that it has to choose between longer recessions and higher inflation. That, then, is what's really at stake when the central bank starts increasing interest rates in the near future. Is this the beginning of the end of the crisis era or the end of the end of the pre-crisis one?
It depends on whether we ever hear the words "zero interest rates" again.

最後の方の部分、
「これは危機の時代の終わりを告げるものなのか、それとも本当の危機の前に来る危機の一つが過ぎ去っただけなのか。それは我々が「ゼロ金利」という言葉を再び聞く事になるかどうかにかかっている。」
の個所を読めば、近未来の再度の利下げを感じ取っているのでしょうね…☆


それにしても、なぜ今日を選んで利上げしたのでしょう?
それは、明日が「四人の魔女」の日だからですよ…☆

Quadruple Witching Day=クアドルプルウィッチングディ=四人の魔女の日
それは、「株式先物取引」「株価指数オプション取引」「個別株オプション」「ストックオプション」
という、4つの取引の期限満了日(SQ)が重なる日の事です。
3月、6月、9月、12月の第三金曜日がそれにあたります。
株式相場に波乱が起こりやすい日と言われている事から、
四人(上記4つの取引)のウィッチング(魔女)と呼ばれています。
その四人の魔女の前に、利上げという名の、ハリボテICBMを叩き込んだのです。

結局、この騒動で得をするのは、
①今回のどさくさの急騰で、株を売り払ってトンズラしちゃう連中
②今回の四人の魔女の日で良い数字を出しておき、ボーナス貰ってトンズラしちゃう連中
(但し、相手は魔女ですからねえ…最後まで気は抜けないですけれど、あの連中も)

あの人たちは無責任の最たるものですから、
自分だけ財産確保して、後は知らないもんね…なのですよ☆
でもそういうクズ人間は、天が処罰するでしょうから、その点はご安心ください☆
ただ、そんなクズに貢ぐ安倍や竹中や宮内や南部のようなクズ・オブ・クズスは、
さすがに一発、鞭でもくれてやりたい気になりますね…☆
(クズ・オブ・クズスとは、クズの中のクズという意味です☆)

困るのは、残されたわたしたちですが、
ここは腹を据えて、新しい未来を創り出す方が得策でしょうね…☆

一度「地獄の釜の底」をタッチしてから、
一転急浮上…というシナリオいうのも、「あり」かもしれませんね…☆

さあ、明日も、元気にいきましょう…☆




23時20分追記

FRBのホームページに出ているプレスリリースに、
こんな気になる文章がありました。

Decisions Regarding Monetary Policy Implementation

"Effective December 17, 2015, the Federal Open Market Committee directs the Desk to undertake open market operations as necessary to maintain the federal funds rate in a target range of 1/4 to 1/2 percent, including: (1) overnight reverse repurchase operations (and reverse repurchase operations with maturities of more than one day when necessary to accommodate weekend, holiday, or similar trading conventions) at an offering rate of 0.25 percent, in amounts limited only by the value of Treasury securities held outright in the System Open Market Account that are available for such operations and by a per-counterparty limit of $30 billion per day; and (2) term reverse repurchase operations to the extent approved in the resolution on term RRP operations approved by the Committee at its March 17-18, 2015, meeting.

「リバースレポは、1日1取引300億ドルまで」

リバースレポとは有価証券貸借取引の一形態で、債券を担保として資金の貸し出しを行う取引のことをいいます。これは、借手側が債券を担保として差し出し、貸手側より資金を借り入れる貸借取引を指します。通常、手持ちの債券を資金化したい場合に行われますが、貸借契約のため、一定期間の経過後に担保債券の返却と借入資金の返却が行われます。

それに天井を被せたという事は、
「大恐慌発生の折には、それ以上面倒を見ません。あしからず☆」
という宣告をしたようなものです。

さりげなく、「非常時の際は見殺しにします」という、死刑宣告です。

これは…次の大嵐は、相当な大混乱になりますね…☆

まあ、わたしたちは長靴の底をしっかり大地につけて、明日もひと頑張りですね☆


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